ErgoDox EZのキーマップを変更して1週間程度使った
到着まで
購入概要については前回の記事を参照。
106 円/ドルのタイミングで購入したのと、カード会社の上乗せ分(2 円程?)が入り、35,000 円程度での決済だった。
到着までだいたい 2 週間。関税の支払いを受け取り時にするので、対面受け取りが必要。(1300 円だった)
台湾から発送で、海外購入の業者から来ますが、土日の再発送だったのでクロネコヤマトに引き渡してくれた。便利。
リマップ
jackhumbert/qmk_firmwareから clone なり fork なりする。
元のキーマップはkeyboard/ergodox_ez/keymaps/default
に存在するので、これを元に自分用のディレクトリを切る。
keymap.c に配置情報が書かれているので、これを編集する。当然ながらコメントを実装コードの両方の編集が必要。
引数をいい感じに改行してわかりやすくなっているので、これをなるべく崩さないようにするのが良い。
特殊な挙動を当てるキーコードについては、主に以下を参考にした。
ErgoDox のキーマップをいじる時に見るチートシート - Qiita
リマップしてからしばらく使っていると、主に親指まわりが納得いかず何度も修正することになる。
1 週間経った現在でも安定していないので、結構長い戦いになりそう。
なお、半角/全角切り替えは、OS 側でのリマップが必要だった。
モディファイアキー/任意のキーでの Mod/Tap を設定し、任意のキーを OS 側で IME 制御に割り当てた。
残念ながら、この任意のキーは殺すことになる。自分は F15/16 に死んでもらった。
OS X ならば Karabiner の private.xml で KeyToKey を書く。Windows は IME 設定から設定できる。
(この時代に XML を真面目に書くの、つらい気持ちがある。)
感想
- 元のキーボード(HHKB)を使った時に肩がきついことを感じるようになった。
- 小指を酷使しないようにリマップしたので、指の負担が減った気がする。
- 親指を変に動かすとこちらが疲れるので、意外と親指で色んなことはできない。
- レイヤー機能でメタキーを OS 上のソフトウェアに頼らず実装できるので、安定する。
- 特に Windows のリマップが貧弱だったのが解消されたのは嬉しい。
練習に e-typing をやったが、はじめは E 評価だった。脳に指がついてくるようになるには、慣れが必要。