空間から音が聴こえるイヤホン、ambie
この記事は 今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2018 の 15 日目になるはずでした……
今年は 4K モニタや GPD Win2 や Surface Go 、最後に Honor Note 10 などを買い、これらで記事を書こうと思っていたのですが、なんと年も終わる頃の 12/09 に購入した ambie が最高の体験をもたらしてくれたので、今年のベストバイガジェットは ambie です。
ambie とは
耳にひっかける……といっても、メガネのように引っ掛けるのではなく、ピアス/イヤーカフのように装着するタイプのイヤホンです
耳に引っ掛けた先の穴から耳の中に向かって音が鳴るので、開放型のような、もしくは BGM が鳴っているような感覚で音楽を聴くことができます。
音質
空間が空いている分、音質が完全に良いとは言い切れませんが、色々なジャンルを聞いていても、音量を大きくすることである程度補うことができます。
逆に、周囲の音を完全に聞き取れる音量にしたい場合だと、低音部が聞こえなくなってしまうことはあります。
特に低音スピーカーが効いていない、普通の店内 BGM に近いです。実際に感覚としても室内に BGM がかかっている感覚になります。
装着感
首に引っ掛けるタイプですが、 QuietControl 30 のように本体部が重すぎるということはないため、前側に垂らすことも十分可能です。
首のアクセサリ等で止められるとちょうど良いかもしれません。
自分は室内でもマフラーをすることで違和感をなくしています。首が温まるので健康に鳴って良いです。
また、耳と密着していないことから、ケーブルが引っかかる音や、自身の音(飲食等)が響かないのは、日常的に付け続けやすいように感じます。
使い分け
上記の通り、周囲の音を拾うことはメリットでもありデメリットでもあります。
とはいえ、音量の調整によって、周囲の音の遮り具合はある程度調整することができます。
例えば、周囲で会話が始まったら気づける程度の音量や、呼ばれたら気づく程度の音量でも、音楽に集中するには十分です。
逆に、完全に周囲の音を遮断したい場合には向きません。そのため、自分は素直に QuetControl 30 と 2 つで使い分けをしています。
まとめ
今までのイヤホンとは生活スタイルレベルで体験が全く異なります。
日常的に、 BGM 的に音楽をもっと聴きたい、聴くシーンを増やしたい、というニーズに答えられる、日常に添えやすいイヤホンではないかと思います。